飼い犬が入院した場合
飼い犬が病気か何かになってしまい通院もしくは入院した時、入院の場合は飼い犬にとっても住み慣れた家と飼い主から離され、心細くなる事は間違いありません。
どのような環境に置かれているか気になりますよね。
もちろん療養を目的とした療法食用のドッグフードを与えられますし、肥満が気になる飼い犬にはダイエットを目的としているドッグフードも用意されています。
一般的な量販店やペットショップなどで購入できるフードと比較してみると、価格が高い事が殆どです。
基本的に食事は1日2回で一般的な病院で推奨されるドッグフードが使用されます。
病気によっては処方食になります。
「うちの飼い犬はそれしか食べない」などの偏食がある場合、食事を持参すると病気に影響がない限り、その食事を与えてくれます。
しかし、家だと偏食だけれど入院すると与えられたドッグフードを食べたりするケースが多いそうです。
通院の場合
動物病院に通院をして購入をした場合は、検査と診断をした上で、処方している処方食とされるドッグフードが与えられます。一体どのような特徴があるのでしょうか?
一番の特徴は、病気の治療や予防を目的とした治療食である事です。
一般に販売をされているドッグフードは、健康な飼い犬が日常的に食べる事を目的に作られていて、全ての飼い犬に必要な栄養素がバランス良く含まれていますが、動物病院で販売をしているドッグフードの場合は、すでに病気にかかっている、または病気にかかる恐れのある犬なので、含まれる栄養成分はその病気の治療に特化した内容になっています。
そのため、治療のために食べるのは良いですが、すでに完治をした健康な飼い犬が食べ続けると、栄養バランスを崩して体調を崩してしまう可能性もあります。
治療食を与える場合は、期間を守って、生涯食べ続けないといけないのか、定期的に与えるのか、獣医師に相談をして、適切な方法で与えて下さい。
動物病院のドッグフードは100%信用できる?
最近では安く買えるからと栄養指導を無視し動物病院代をケチってインターネットで処方食が手軽に買えてしまうという問題があります。
動物病院に通わなくても買えますが、それで、もし飼い犬が体調を壊しても獣医師に説明しづらいですよね。
ではネットで買った業者を責めますか?
飼い主の責任になりますよね。
その他に動物病院で扱っている健康を意識したオリジナルドッグフードがあり、治療に特化していないので、健康な飼い犬にも与える事ができ、一般に市販をされているドッグフードよりも、無添加で原材料にこだわって作られているため、安心して与えられます。
獣医師が開発した、と特許を取っていると記載があったり、こだわりを持って作られている分値段が高く、消費期限が短く、購入をするためにわざわざ病院まで行かなければならないというデメリットがあります。
動物病院によってホームページからネットで販売できるところもあるそうです。
安価なペットフードに使われるお肉や野菜は、人間が食べる事ができないほどの保存料や着色料などの添加物が添加されていてあまりおすすめしません。
しかし動物病院ですすめられるドッグフードは高いしプロの先生が言うならと安心感がありますが、全て安全とは限りません。
例えば獣医師とドッグフードの業者は切っても切れない関係にある事が殆どです。
中には悪質な動物病院は金儲けのために「とにかく健康に良いから」と高い商品を売りつける場合もまれにあります。
100%信用するのではなく、「無添加」と記載しているし値段も高いしと鵜呑みにしないで、とにかく原材料をよく自分の目で見て確認する事が一番大事です。