タイプによる保存方法の違い

 

愛犬のために、ドッグフードはきちんと冷蔵庫に入れて保管している、という飼い主の方は多いと思います。

しかし、その方法ではドッグフードの種類によっては傷んでしまうのです。

ドッグフードには、大きく分けて「ドライタイプ」と「ウェットタイプ」の2種類があり、それぞれ保存方法が違います。

水分の多いウェットタイプのフードは冷蔵庫に入れて問題ありませんが、乾燥しているドライタイプは常温で保存しなくてはいけません。ドライタイプを冷蔵庫に入れていると、取り出した際の温度差で結露が発生し、湿気やカビの原因になるからです。

ですから、ドライタイプは密閉性の高い保存容器に入れ、直射日光の当たらない涼しい場所に置いて下さい。

ウェットタイプは缶やレトルトパックに入っているため、開封前なら1年程もつものが多いです。
ただし水分含有量が多い分、菌が繁殖しやすいので、開封後は1日で使い切って下さい。

どうしても食べきれない時は保存容器に入れて冷蔵庫で保存します。
長くても2日以内に使い切るようにしましょう。

保存容器の選び方

 

容器を選ぶ上で最も重要なのが密閉性です。

ドライタイプは日持ちしますが、ドッグフードの袋は簡易的な保存機能しかないので、袋に入れただけの状態で保存するのは良くありません。

湿気に弱いドライタイプは、水分が入りづらいパッキン付きのものや、真空機能付きの容器を使うと良いでしょう。

缶詰などのウェットタイプ用には、冷蔵庫の中にも入れやすいタッパー型の保存容器や、1回分ごとに小分けできる小さめの保存容器を用意しておくのがお勧めです。

次に重要なのが洗いやすさです。
衛生面も大事なので、ドッグフードのカスが溜まってしまうような隙間があったり、洗った後の水切りがしづらかったりする保存容器は避けて下さい。

容量も大事です。
ドッグフードを全て移し切れる容量がなく、袋に残ってしまうと意味がありません。
愛犬がいつも食べているドッグフードの量を確認し、適切な容量を把握しておきましょう。

できれば頑丈で、蓋が勝手に開きにくいものが良いです。
犬は好奇心が旺盛なので、いたずらで蓋が開いてしまわないか確かめて下さい。

お薦めの保存容器

 

アイリスオーヤマ密閉フードストッカー10kgタイプ。
大容量で、容器に袋ごと入れて保存できます。
ゴムパッキンで湿気や匂いを完全に遮断し、ドライタイプのフードを長持ちさせます。

真空ハジーパック(ポンプ付)ペットフード2.5kg用。
ペットの主食・おやつの保存に繰り返し使えるウェットタイプ用の真空保存容器です。

ポンプを使って手軽に真空状態にでき、中身を湿気や酸化から守ります。
冷蔵庫でも保存できます。組立式の漏斗も付いており、繰り返し使える事が、お薦めのポイントです。
容量2.5kg用以外にも、500g用と1kg用があります。
用途に合わせて使い分けも可能です。

パール金属エアロックコンテナ。
ドライ・ウェットタイプ、どちらでも使用可能な密閉容器です。
つまみを回すだけで簡単にロックやロック解除ができ、蓋のパッキンには滑り止め効果があり、コンテナを重ねて使用する場合も滑りにくく安心で、冷蔵庫に収納する時もすっきり片付きます。

食器洗い乾燥機・電子レンジでは使用できませんが、洗いやすい作りになっています。最も重要な防水性と密閉性にも優れており、また、透明で残量が一目でわかるのもお薦めポイントと言えます。

さらに価格も手頃、軽くて丈夫でデザインもお洒落と、至れり尽くせりです。