まずは病気を疑う
皆さんが飼っている愛犬が餌を食べてくれないという事がたまにないでしょうか?
我が家の愛犬もたまにあるのですが、犬も人間も好き嫌いや食べられる量も違いますよね。でも食べない状況が続くと心配になります。
ドッグフードをかえてみたり食欲を促す為に犬用のふりかけをかけてみたり、いろいろ工夫をしてみても食べない場合は様々な原因がありますが、まずは第一に病気を疑い、かかりつけの獣医さんに診てもらう必要があります。
その時に獣医さんの質問に答えられるように、愛犬の症状やうんちなどの状態をチェックして、よく観察してあげて下さい。
餌の量を見直す
また普段の餌の量は正確ですか?多くはないですか?
ドッグフードのパッケージに記載されている給餌量の目安を参考にしてください。
また運動不足、おやつの与えすぎはないか見直してみてください。食べ過ぎで肥満傾向や胃腸が疲れている場合もあります。
おやつでお腹が満足しているのかもしれません。
おやつも小麦粉や砂糖が使われている甘い物ばかりだとそればかり欲しがるようになります。人間の子供と同じです。
餌は何回あげればいいか考えますよね。
1日1回だと栄養面で考えると少ないですし、一気に食べたら消化器に負担をかけてしまいます。
空腹時間が長いとストレスになりますし、犬によっては胃液を吐いてしまう場合もあります。
食事の回数が多いほうが犬も喜んでくれるし満足感も得られ、コミュニケーションにも繋がります。
飼い主さんの仕事などで難しいという時は、自動で時間になったら餌が出てくるタイマー付機能の商品もあります。
スマートフォンで操作でき、犬の餌を食べる様子を見ることもできる商品もあります。
電気量販店や通販などで探してもいいですね。
特別な事情がない限り一般的には1日2回が健康的な理想の食事回数と言えます。
加齢による食の変化を考える
次に考えられるのは加齢により食べないケースもあります。老化が進むと消化機能の衰えや新陳代謝が少なくなります。
シニア犬専用のドッグフードに切り替えて消化吸収のいいものを選んであげましょう。
ドッグフードはパピー、成犬、老犬専用に分かれて販売されていますので、愛犬に合ったドッグフードを選んでみることをおすすめします。
犬の嗅覚は人間より優れているのは有名な話で知っている人は多いかと思いますが、実は味覚は人間の5分の1程度の細胞しかなく鈍感で最も感じやすいのは、甘みだといわれています。
それなら白菜やキャベツにニンジンやサツマイモなどあげればいいのかな。と飼い主さんからすると思われるかもしれませんが、以外にも糖類が含まれています。
犬は肉食ではなく雑食です。犬の育った環境や好みによって糖質の低いキノコ類だったりするのです。
特に子供の頃のしつけはとても肝心で、小さい頃から甘い物やおやつをたくさん与えていたら、ドッグフードを食べなくなってしまいます。
また成長期の子犬は生後4カ月~6カ月くらいになると、餌の食いつきが悪くなることもありますが過度に心配しなくても今まで必要だったエネルギー量が必要なくなるのです。
成長と共に餌の量をカロリーも考えながら少しずつ減らしていきましょう。
次に食いつきが悪い時は、ドッグフードを電子レンジやフライパンで程よく温めてみるのを試してみると良いかも知れません。
最後はドライタイプではなくウェットタイプのドッグフードに変えたら、食いつきは違います。
ウェットタイプを人肌に温めてあげたら、さらに香りが充満して食欲を誘います。
ただしあげすぎは注意です。犬も年齢によって好みが変わってきます。元々食が細い犬もいます。
愛犬の体調を観察しながら、色々工夫をして楽しい食事を提供できたらいいですね。